この世界について
いきなりですが皆さんこう思ったことはありませんか?
「この世界ってなんだ?」
と。
多分、多くの人が一度は考えたことがあると思いますが、よくわからずに考えをやめてしまうことがほとんどだと思います。この記事では、自分の考えを書いていきたいと思います。
自分の考え
まず、自分の体験について話します。
自分は中学生のときにふと思いました。「あれ、この世界ができる前(ビッグバンが起こる前?)は何がこの空間?にあったのだろう」
と。
冷静に考えたらおかしいじゃないですか。何もないところから何か(宇宙)ができたんですよ。自分は悩みに悩みました。
そしてある日、自転車にのって友達と塾から帰ってくるときに思ったんです。「この世界は自分の頭の中で出来た幻想だ」と。そう考えたら急に友達がロボットのように思えてきました。
そうして友達に大真面目に「お前はロボットか?」と聞きました。笑。なんて返答がきたかは覚えていないのですが、その考えにたどり着いてとても怖くなったのを覚えています。
その後、数日間、この世界について考えましたが、突き詰めて考えれば考えるほど自分の存在が分からなくなる恐怖が生まれ、脳が考えていることを強制的にシャットダウンをしてしまうようになりました。
それからしばらくそんなことは考えなくなったのですが、高校生の時に友達とまた同じようなことを考えるようになりました。そうしてまた考えがヒートアップしていき自分の存在が分からなくなることが何回もありました。
一番ひどいときだと、精神がぶっ壊れそうになって、頭に「自分は今、家に帰っている!」とか「自分は○○高校の三年生だ!」と今の自分の状況を強く思い描かないと、頭が正常に戻らないときもありました。
このnaokimanさんの動画のコメントに自分と似たような考えの人がいたのであげておきます。
数少ないこの考えを理解してくれる友達は、こういうことは気分が沈むだけだから考えないほうがいい、といいます。分かります。分かるんですが、ふとした時にやはり考えてしまうんですよね。
結局、自分の考えとしては、この世界はなんなのかさっぱり分からないという結論に落ち着きます。ただこの世界が実在しているのか幻想なのかは分かりませんが、あるデカルトの名言があります。
この言葉は、この世界にあるすべてのことを疑うことはできるが、この疑っている自分だけは疑いえないので、自分が存在している証明になるということを意味します。
世界が何なのかは分かりませんが、自分は確実に存在して、自分の自由に生きることができます。(それすらも操られているかもしれませんが。)
だから与えられたこの世界を時には疑い、時には従い、自分で考えながら生きていこうというのが自分の考えです。